いま、それが気になるねん

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『働く君に伝えたい「お金」の教養』から学ぶ情報との向き合い方

インターネット・SNSが発展が止まりません・
この4月にはマストドンというさらに新しいSNSが生まれ
ニュースサイト、個人のブログサイトもどんどん広がりを見せています。
(わたしも最近ブログをはじめたばかりですし)

さて、そういったところから私たちはかつてないほどの「情報」を手に入れることができます。
その情報との向き合い方をこの本を読んであらためて考えさせられました。

 

 


例えば、積立型保険は買うことはおすすめしない。という内容が本書には出てきます。
投資について少しでも勉強したことがある人であれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
しかし、なぜ積立型保険は買うことをおすすめしない、そもそもなぜ損してしまうのか。
その根源的な理由について考えたことがある人はどのくらいいるのでしょうか。
それは大航海時代に生まれた「保険」の起源を知ることで、そもそも掛け捨て型ではなく
積立型保険を作ること自体がおかしいということが理解できます。

また、「貯金は善」という考え方。
日本人に特に顕著でありますが、なぜ日本人はそもそもそういった考えをするのでしょうか。
それ自体が国民性だから?
それは違います。これも歴史を紐解くことでなぜ貯金を善とした文化が生まれたのかがわかります。

2つの例についての詳しい説明については本の中に書いてあるので割愛させていただきますが
ここでおさえておきたいのは

その「情報」は「誰が」「何の目的」で発信しているのか。
その「情報」はそもそも真実なのか。
現代においてもその「情報」は真実として成り立つのか。

ということです。
本書はタイトルどおり「お金」にフォーカスしていますが、現在手に入る「情報」すべてにおいて
いえることだと思います。
なので、変な話この本に書かれている「情報」も真実なのかは自分で判断する必要があります。

簡単に早く様々な情報が入る現代だからこそ常にこの3つは心にとめておきたいと思います。